東北大学大学院工学研究科 バイオロボティクス専攻分子ロボティクス分野 村田・川又/野村研究室 Molecular Robotics Laboratory

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高校生の皆さんへ

分子ロボティクスとは

分子ロボティクスは工学と生物、化学の交差点に生まれつつある全く新しい分野です。目標はマイクロメートル(メートルの1000万分の1)からナノメートル(メートルの10億分の1)の大きさの非常に小さなロボットを作ることです。自然界にはすでに驚くほど多くの機能を持った細胞という小さな“機械”があります。私たちは細胞の中から分子ロボットの部品に使えそうな生体分子を選び出し、また生体分子にないものは新たに作り出すという方針で、研究を行っています。主に金属などを加工して小さな機械を作ろうというこれまでの方法と異なり、分子ロボティクスは機能を持った生体分子を使って小さな機械を組み上げるという新しい手法をとります。  
分子ロボットはその小ささを生かして、様々なことへの応用が期待されています。例えば、体の中に入れて健康状態を常にチェックしたり、分子ロボットを使って患部へ直接薬を運ばせることで、副作用の少ない治療ができるようになるでしょう。環境に悪影響を与える分子を分子ロボットによって取り除くことによって、環境問題に役立てることもできるでしょう。さらにはSFに登場するようなナノマシンや成長するロボットなど、分子ロボティクスは想像すればするほど夢の広がる分野です。

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分子ロボティクス研究室でつく力

分子ロボティクス研究室は工学部機械系に所属していますが、研究内容はこれまでの工学の範囲に留まりません。細胞や生体分子を扱うので生物の知識が必要です。実験では化学の知識も必要です。わからないことがあっても、そのつど調べれば情報を得ることができます。重要なのは情報を有機的に繋げ、何をどうすればいいか考え、初めてのことでも進んで実行する姿勢です。それらは文系理系を問わずに社会で活躍することに必要なことでもあると思います。分子ロボティクスという新しい分野に取り組むことで、その能力を養うことができるのではないでしょうか。実際にこの分野を卒業していった先輩たちは自動車、鉄鋼や化学、家電、医用工学など様々な分野で活躍しています。

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学生活動

分子ロボティクス研究室では、学部生の段階から世界で活躍するチャンスがあります。毎年アメリカで開催されるBIOMOD(国際生体分子コンテスト)に参加し、2012年、2015年、2018年には総合優勝をしています。
>>BIOMODについて

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分子ロボティクス研究室に入るには

分子ロボティクス研究室は東北大学工学部機械知能・機械知能航空工学科バイオロボットシステムコースに所属しています。大学入試で東北大学工学部機械知能・機械知能航空工学科を受験し、3年生の研究室配属で村田・川又/野村研究室を希望していただくという流れになります。一緒に分子ロボットの未来を作りましょう!

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分子ロボティクス研究室HP 「高校生の皆さんへ」作成者
東北大学工学部機械知能・航空工学科 3年 吉澤 慧

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